網膜剥離体験記③

病院の総合受付で眼科の受付を終えた後、眼科の待合室へ。

周りを見回すとなかなかの混み具合!
さすが、大きい病院です。

朝が早かったので眠気が襲ってくるけれど、名前を呼ばれても気が付かずに後回しにされるのは嫌だったので、必死に眠気と戦う私。

戦っている私の前を、何人ものの小さなお子さんが通り過ぎていく。

牛乳瓶の底のような眼鏡をしているお子さんもいれば、目薬を嫌がって泣き叫ぶ2~3歳くらいのお子さんもいる。

こんなに小さい頃から目が悪いと、色々と大変なんだろうな、と余計なお世話的な事を考えてしまう。

かなり待ってから名前を呼ばれ、まずは視力検査室へ。

そしてそこからは検査、検査、検査

まさしく検査の嵐!

昨日の検査と重なる検査がいくつかあったと思うのだけれど、取りあえず一通りやらなければならないらしい。

・・・

疲労困憊です。

数人の先生の診察も間に挟みながら、最終段階に臨んだのは

午後4時過ぎ。

な・・・長かった~。

診察室に入ると、年配の先生が座っていた。

「網膜剥離なので手術が必要です。その後入院が1週間ほどです」

ふんふん、やっぱり手術が必要なのね。覚悟は出来ていますよ。

で、入院が1週間っと。

・・・

1週間!?

・・・

マジですか!

入院中って仕事できないよね?

仕事を1週間休まないといけないって事?

ああ、昨日ちゃんと網膜剥離の手術とか調べておけば良かった。

今さらながら後悔をする私でした。

「本日入院して、明日手術をしますか?」と先生。

入院って、私何にも用意してきていませんけど。

「これから家に帰って用意をしてきてから入院っていうのはありですか?」

「いや、今日入院するなら今すぐですね~」

何てこったい

手ぶらで入院ってあり?

後から夫に持って来てもらうか・・・

いやでも自分で用意しないと無理でしょう。

「あの、明日入院して明後日手術はいかがでしょう?」

「明日入院は出来るんですけどね、明後日は日曜日で手術ができないので、手術は月曜日になりますね」

・・・

・・・

・・・

「日曜日に入院して、月曜日に手術でお願いします」

はあ~

早く手術をしてスッキリしたかったけれど、自分のせいなので仕方がない。

その後看護師さんから注意事項の伝達がありました。

①入院までは仕事を休んでゆっくりすること
②飲酒はしないこと

う~む、今日も仕事を休んでいるし、一体何日仕事を休めばいいんだろう・・・。

お酒も飲んじゃダメなのか~、基本毎日晩酌をするという不健康な生活を送っているので、ちょっとショック。

そんなことを考えながら帰路に着いたのでした。

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