網膜剥離体験記②

翌日、「早めに受診した方がいいですよ」と眼科の先生に言われていたので、張り切って早起きをして病院に向かいました。

病院の受付に着いたのは、午前7時ちょっと前。

大勢の人がイスに座っているのを見て、「初診の人がこんなに待っているのか!?」と驚いたのですが、その大勢の人々は再診の患者さんでした。

再診の人が午前7時前に何十人も待っているというのも驚きではありましたが

何と初診は私が一番乗り!

診察申込書に記入して、初診の人用のイスに腰かけました。

知らなかったのですが、初診の診察券の発券は8時、受付は8時45分から。

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朝が苦手なのに、ちょ~っと頑張りすぎたな~。

もう少し寝られたのね、グスン。

しばらくすると、2人目の新患さんがやってきた。

ご近所に住む老齢のご婦人らしい。

2人とも暇なので、どちらともなく話しかけ会話が始まる。

病気はデリケートな問題なので、取りあえず自分の事から話すことにしました。

「網膜剥離になってしまって、手術をするんですよ」と言うと

そのご婦人のお母さんも網膜剥離になったことがあるとの事。

「そうなんですね」と驚く私に、

「両目同時に全部剥がれてしまってね、緊急入院をして緊急手術になってしまったのよ」とご婦人。

「両目同時にって、そんなこともあるんですね!」

片目でも大変なのに、両目でしかも網膜が全部剥がれるって・・・

「その後ね、やっぱり元のように見えるようにはならなかったのよ」

「ほ・・・

本当に・・・

・・・大変でしたね」

黄斑が全部剥がれてしまったら、視力が元に戻るのはやはり難しいのか・・・。

その昔、網膜剥離の手術をした私の兄は、今でも物がゆがんで見えるらしい。

黄斑の部分まで剥がれなかった私は、ラッキーだったのかもしれない。

その後、診察券の発券までおしゃべりをして、その後夫人とは別れたのでした。

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