網膜剥離体験記⑨

うつぶせ寝で腰が痛くなるのは、腰が反ってしまうから。
腰痛にならないためには、腰が反らないようにすればいい。

腰が反らなくなるものを、今あるものを使って、探偵野郎マクガイバーよろしく作成することに。

そこで、この病室の中で自分が使える物を挙げてみると

・ベッド
・敷布団
・掛布団
・胸当て用のクッション
・顔用のクッション
・バスタオルとフェイスタオル1枚づつ
・洋服数枚と下着
・ティッシュペーパー1箱
・ボストンバッグ
・その他(コップや歯磨きなどの小物)


この中で役に立ちそうな物と言えば・・・?


掛布団の1択ですね。

折りたたんで胸当てクッションの代わりにしてみる。

2つ折りにしたり3つ折りにしたり、さらに半分に折ってみたり、試行錯誤の末、何とか腰が反らない形に成型することに成功。

しかし、布団にクッション性がないため、胸やあばら骨が圧迫されて痛い。

布団の上にさらに胸当てクッションを置いてみると、胸やあばら骨の圧迫痛はなくなるけれども、バランスが悪くなり安定した状態で寝ることができない。

う~む

苦渋の選択で、クッションは外して使用することに。

胸やあばら骨の圧迫痛は、腰痛よりはましなため我慢!

それにしても、胸が小さくて本当に良かった。
豊満な胸の持ち主だったら、圧迫痛が強すぎてうつぶせ寝を続けることは困難だったに違いない。

お布団って、結構柔らかいイメージがあるけれど、クッションに比べるとかなり硬いんですね~。

寝る際に体に掛ける物がなくなってしまったので、スウェットのパーカーを掛けてみたけれど、完全空調の病室ゆえ、特に寒いという事もなく朝まで眠り続けることができました。

バスタオルを体に掛けるという選択肢もあったのですが、バスタオルは成形した掛布団が崩れないように、掛布団の上に敷いていたため使用することは不可でした。

残念っ!




>